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社労士Webサイトで見落としがちな表示速度:71点→100点の実体験

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自分の社労士事務所のWebサイト、表示速度を気にしたことはありますか?

これは単なる技術の話ではありません。

Webサイトの表示速度が、なぜ一人社労士の集客と長期的な事務所経営にとって最重要なのか——今回は、社労士Webサイトで見落としがちな表示速度についてその本質をお伝えします。

Webサイトの大幅リニューアル

このWebサイトに以前からご訪問されていた方はお気づきかもしれませんが、今年の5月にデザインと内容を大幅にリニューアルしました。

きっかけは、以下の本の出版です。

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後述するとおり、表示速度はSEO評価に影響する、表示が遅いと離脱が増える、という情報は当然知っていました。

ただ、何かを行うときには優先順位を付けなければ、いつまで経っても終わりません。

そのため、Webサイトのリニューアルに際して、まずはデザインと内容を優先し、Webサイトの表示速度を気にするのは後回しにしていました。

なぜWebサイトは「爆速」でなければならないのか

そもそも、なぜ、表示速度がそれほど重要なのでしょうか? 大きく分けると、以下の3つの理由があります。

(1) 遅いだけで、理想の顧客は去っていく

表示が遅いWebサイトは、それだけでストレスです。

あなたも、リンクをクリックしてからなかなか表示されないページを待ちきれずに閉じてしまった経験はないでしょうか?

せっかくあなたのWebサイトに興味を持って訪れてくれた見込客が、数秒の待ち時間に耐えられず離脱してしまう——これは集客において致命的な損失です。

これは私の主観だけの話ではありません。Googleが公表しているデータが、この深刻さを裏付けています。

  • モバイルサイトの表示に3秒以上かかると、53%の訪問者が離脱する
  • ページの読み込みが1秒から5秒に遅くなると、直帰率は90%上昇する

出典:Google/Think with Google「Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed」

特に、スマートフォンからのアクセスではこの傾向が顕著でしょう。

通勤中や休憩時間にサッと調べたい方にとって、表示の遅さは「この事務所は信頼できるのだろうか」という不安にすら直結しかねません。

たった3秒で、半分以上の訪問者が離脱するんですね😵
Qちゃん
A先生
はい、Webサイトはそういう世界なんです。

(2) 表示速度はSEO評価にも影響する

Googleは、ページの表示速度について、検索順位を決める要素の一つであると公式に認めています。

一人社労士事務所にとって、大規模な広告投資ができない以上、検索エンジンからの自然な流入(オーガニック検索)は最も重要な集客チャネルです。その検索順位に、表示速度が影響するのですから、これを軽視する理由はありません。

有益な記事をどれだけ書いても、表示が遅いというだけで検索順位が上がりにくくなっているとしたら、あまりにもったいない話です。

(3) 「爆速」であることが信頼につながる

著書「一人社労士事務所のほどほど経営術」の第4章でも書いていますが「速さは正義」です。

日々の業務で使うツールにおいても、起動が速い、動作が軽いということは、それだけで大きな価値があります。Webサイトも同じです。

訪問した瞬間にパッと表示される事務所サイトは、それだけで「きちんとしている」「仕事が速そうだ」という印象を与えます。

逆に言えば、表示が遅いWebサイトは、無言のうちにマイナスの印象を積み重ねているのです。

でも、コンテンツの中身が良ければ、速度は多少遅くても大丈夫じゃないですか?
Qちゃん
A先生
もちろん中身が一番大切です。でも、その中身を読んでもらう前に離脱されたら、元も子もないですよね。速さは、良いコンテンツを読んでもらうための「入口」なんです。入口が狭ければ、どんなに良い部屋があっても誰も入ってきてくれません。

現状を知るため「PageSpeed Insights」で計測

何かを改善するには、まず現状認識が出発点です。

感覚で「たぶん大丈夫だろう」と思い込むのではなく、客観的な数字で自分の立ち位置を知ることが欠かせません。

そこで使ったのが、Googleが無料で提供している「PageSpeed Insights」というツールです。

これは、Webサイトの表示速度やパフォーマンスを100点満点で採点してくれるツールで、URLを入力するだけで、誰でも無料で使えます。

以下が計測結果です。

計測結果:パフォーマンス71点という現実

結果は、モバイル(携帯電話)でのパフォーマンススコアが「71」でした。

SEO(検索エンジン最適化)の項目は100点ですが、肝心の表示速度が足を引っ張っています。

特に気になったのが、以下の指標です。

  • First Contentful Paint(最初の表示):3.3秒
  • Largest Contentful Paint(主要な表示):4.9秒

これは、ページを開いてから主要なコンテンツが表示されるまでに、約5秒近くかかっているということです。5秒というのは、待つ側にとっては相当長い時間です。

これでは、表示を待つ間に訪問者を逃してしまっているかもしれません。どんなにデザインに凝って、内容をリニューアルしても見てもらえなかったら無意味です。

2時間でパフォーマンス100点に自ら改善

さて、現状がわかったら、後は改善するだけです。

結論から言うと、2時間程度の作業で、100点満点まで改善することができました。

First Contentful Paintは3.3秒から0.9秒へ、Largest Contentful Paintは4.9秒から0.9秒へと、劇的に改善しました。まさに「爆速」と呼べる状態です。

ついでに、88点だった「ユーザー補助」についても、100点にすることができました。

Webサイトの表示速度の改善は自分で可能

ここで多くの方が「表示速度の改善なんて、専門のWeb制作会社に頼まないと無理だろう」と思うかもしれません。実際、そのように言う人もいます。

しかし、「PageSpeed Insights」は計測結果だけでなく、改善すべき箇所や内容まで教えてくれます。

私はプロのWebエンジニアではありません。あくまで、独学で身につけた基本的なHTML、CSS、JavaScriptの知識があるだけです。それでも十分に対応は可能です。一銭も支払う必要はありません。

しかも、今の時代には生成AIがあります。

生成AIがなかった数年前までは、私も色々と調べながらWebサイトの速度を改善していましたし、そのこと自体が私のスキルの売りの1つだったのですが・・・😅

生成AIの出現によって、A先生の売りの1つが陳腐化したんですね・・・
Qちゃん
A先生
はっきり言いますね😱 でも、まさしくそうなんです。日々ブラッシュアップしていかないと、置いていかれる時代だなと痛感します。

具体的に実践した改善策

技術的な詳細に立ち入りすぎると、この記事の趣旨から外れてしまうので簡潔にとどめますが、私が行った主な改善は以下のようなものです。

  • 画像のサイズを最適化し、表示に時間のかかる大きな画像を軽量な形式に変換した
  • 表示に不要な読み込みを後回しにする設定を加えた
  • 使われていない余分なコードを整理した

いずれも、生成AIに相談して具体的な手順とコードを教えてもらい、あとは、それを自分のWebサイトに反映して、再度計測する、この繰り返しです。

1つ注意点を挙げるとすれば、生成AIの出力を鵜呑みにしないことです。

生成AIはあくまでアシスタント。教えてもらったコードを反映したら、必ず自分のWebサイトが正しく表示されているかを目視で確認する。この確認を怠らなければ、大きな失敗は防げます。

なるほど。やはり一定のHTML、CSS、JavaScriptの基礎知識はあった方が良いんですね。
Qちゃん
A先生
はい。生成AIの言うとおりにしても、たまにエラーが起こりますし、一定の知識は必要です。

まとめ

今回の記事でお伝えしたことについて、改めて整理します。

  • Webサイトは、集客と長期的な事務所経営にとって最重要の取り組みである
  • Webサイトの表示に3秒以上かかると半数以上が離脱するというデータもある
  • 改善のためには、まず現状を客観的に把握する
  • HTML・CSSなどWebサイトの基礎知識があれば2時間程度で大幅に改善できる

大切なのは、完璧を目指して身構えることではなく、まず一歩を踏み出すことです。難しく考える必要はありません。

Webサイトは、一人社労士事務所にとっての「24時間働く営業マン」です。

その営業マンが、遅くて頼りない状態のまま放置されているのは、あまりにもったいない。最初に2時間だけ徹底的に努力して爆速にしておけば、あとは長期にわたって「ほどほど」でいられるのです。

まずは今日、あなたの事務所Webサイトを一度、PageSpeed Insightsで計測してみてください。良い点数でも、悪い点数でも、それがあなたの改善の出発点になります。

現状を知ることから、すべては始まります。

関連:一人社労士事務所が今すぐ作るべき「最低限のWebサイト」

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