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Webサイトで足が止まる「本当の理由」
「Webサイトは持つべき」——この点について、多くの一人社労士はうなずいてくれます。
ところが、いざ作ろうとすると、たいていの人がここで止まります。
- どんな情報を載せればよいのか分からない
- 凝ったデザインができる気がしない
- HTMLやCSSを勉強する時間がない
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
業者に依頼しようと調べると、想像以上に高い・・・
安心してください。結論から言えば、一人社労士の最低限のWebサイトに、立派なデザインも高度な技術も必要ありません。
私自身、開業当初はブログ、今は事務所Webサイトを運営してきましたが、最初の一歩はごくシンプルなものでした。
なお、正しくは「Webサイトは持つべき」ではなく「Webサイトは必須」であり、その点については以下の記事で解説しています。
関連:なぜ社労士にWebサイトが必要か——7割が持っていない今こそ差別化のチャンス
最低限のWebサイトに載せるべき6項目
まず、Webサイトにどんな情報を載せるか、以下の6項目で十分です。
- 事務所名・代表者名
- 事務所所在地
- 業務内容(箇条書きでOK)
- 経歴・保有資格
- 料金の目安
- 問い合わせ方法(電話ではなくメールフォームを推奨)
たったこれだけで構いません。凝ったデザインは不要です。
重要なのは、「この社労士は実在する」「どんな業務をしているかが分かる」という最低限の情報をきちんと届けることです。
この6項目のうち、実際に多くの社労士が手を止めるのが「業務内容」と「料金の目安」の書き方でしょう。
ここは単なる情報の羅列ではなく、集客の設計そのものなので少し掘り下げて解説しておきます。
業務内容は「幅広く」より「絞る」
業務内容を書くとき、つい「あれもできます、これもできます」と幅広く並べたくなります。しかし、なんでも屋に見えるサイトほど、理想の顧客の心には刺さりません。
例えば、
- 助成金に強い
- IT企業や飲食業の労務に詳しい
- 営業職出身なので営業職の労務に強い
このように専門分野や得意領域を明確に打ち出す方が、その分野で困っている経営者に「まさにこの人に相談したい」と思ってもらえます。
全方位に薄く見せるより、狙った層に深く刺すほうが、一人社労士には合っています。先端は「丸い」よりも「尖っている」方が深く刺さりますよね?
料金の掲載を怖がらない
6項目のなかで、最も多くの社労士が手を止めるのが「5. 料金の目安」です。「金額を出すと敬遠されるのでは」と心配になる気持ちは分かります。
しかし、料金を明示しないと「詳しくはお問い合わせを」という曖昧なサイトになり、かえって合わない顧客からの問い合わせを呼び込みます。ひどい場合だと、相見積もりの当て馬にされかねません。
私の事務所では、各サービスの料金を明示しています。それにも関わらず、「見積もりが欲しい」という問い合わせがたまに来ますが、URLを送って返信するだけです。
WordPressのような高機能なCMSは不要
次に、どうやってWebサイトを作るか。ここでつまずく人がとても多いので、はっきりお伝えします。
一人社労士の最低限のWebサイトに、WordPressのような高機能なCMS(コンテンツ管理システム、Content Management System)は不要です。
WordPressは、そもそもブログのために作られたツールで、PHPというプログラム言語とデータベースの連携で動いているため、
- 動作が重くなりがち
- セキュリティに常に気を配る必要がある
- プログラム・データベースの管理が面倒
といったデメリットだらけで、名刺代わりの最低限のWebサイトを持ちたい段階では明らかにオーバースペックです。
最低限のWebサイトであれば、HTMLとCSSという基本的な言語、その中でもさらに基本の部分が分かっていれば十分です。今は生成AIもありますし。
なお、私自身は、以下の記事でも解説しているように、WordPressから静的サイトジェネレーターのHugoに移行して、この「維持するためだけの作業」から解放されました。
関連:ブログ・サイトの管理をWordPressからHugoに移行したら爆速で快適
置き場所は「独自ドメイン+レンタルサーバー」
Webサイトを作る技術と並んで大切なのが「どこに置くか」です。
無料ブログサービスではなく、独自ドメインを取得し、レンタルサーバーを借りて、自分自身のWebサイトを構築することを強くお勧めします。
確かに、無料サービスは手軽です。
しかし「他人のプラットフォーム」であるがゆえに、運営会社の都合でサービスが終了したり、規約変更でアカウントが凍結されたりするリスクがあります。
積み上げた記事という資産が、ある日突然消えてしまうことも絵空事ではありません。「そんなことはあるはずがない」と思っている方がいるかもしれませんが、この点については、実例を挙げて以下の記事で解説しています。
関連:なぜ社労士の集客はSNSでなくWebサイトの方が重要なのか
独自ドメインとレンタルサーバーには、年間で1万円程度のコストがかかります。しかし、これは惜しむべきものではありません。
独自ドメインならコンテンツは100%自分のもの、誰かの都合で消される心配もない。検索エンジンからの評価も自分のドメインに蓄積されていきます。また、アクセス解析データを含めた完全なデータ管理という魅力もあります。
長い目で見れば、これほど堅実な投資はありません。
まずは今日、1枚のページから
完璧なWebサイトを目指して何も作らないより、まずは名刺代わりになる一枚を今日作ることをお勧めします。デザインの作り込みも、記事の量産も、すべて後回しで構いません。
一度しっかり土台を作っておけば、あとは法改正の情報などを随時追加していく、そのくらいの「ほどほど」の更新で十分です。
Webサイトは、一人社労士事務所にとっての「24時間働く営業マン」です。
最初に少しだけ手を動かしておけば、あとはあなたが寝ている間も、休んでいる間も、理想の顧客に向けて働き続けてくれます。楽をするために、最初だけ努力する——これが「ほどほど」経営の考え方です。
もし「料金の決め方や、専門分野の打ち出し方で迷う」というのであれば、そこはまさに集客の設計そのものです。一度、お悩み相談室でお話ししてみませんか? 営業ゼロ・人脈ゼロから始めた私が、どのように考えて土台を作ってきたかを率直にお伝えします。
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- コンサル(3号業務)を主力業務にするには、どうすれば良いか?
- どのようにして顧問料を上げれば良いか?
- 営業が苦手で、新規の顧客獲得ができない
- 業務をどう絞り込めば良いか?
- 一人社労士のままで良いのか、人を雇うべきか?
- 苦手・相性の悪い顧問先と、どう付き合うか?
- 生成AIの時代、社労士は今後どう生き残るか?
なぜ、無料で同業の社労士からの相談に乗るのか?
それは「本当に顧客のために活動できる社労士仲間を増やしたい」からです。
私自身、社労士という資格に誇りを持っています。企業からの社労士に対する不満をよく聞きますし、「社労士なんて役に立たない」と思われることは、正直悔しいです。
- 信頼される・信頼できる社労士の仲間を増やしていきたい
そんな想いから、少しでも社労士業界全体のレベルアップに貢献できればと考えています。
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