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データを踏まえて正しい状況を説明するのが当事務所のスタンスであり、今回は「令和5年度雇用均等基本調査(厚生労働省)」を用いて、男性の育児休業取得率の推移を紹介します。
男性の育児休業取得率の推移
令和5年度雇用均等基本調査(厚生労働省)によると、男性の育児休業の取得率は30.1%と、前回の調査17.13%から急激に上昇し、2025年までに30%とする政府の数値目標を達成しています。
とんでもない伸び方ですね・・・。
以下は本来であればグラフが表示されます。
もしグラフが表示されていない場合はページの更新をしてください。
なお、平成23年度の割合は、岩手県、宮城県、福島県を除く全国の結果です。
女性の育児休業取得率の推移
参考までに、女性の育児休業取得率の推移もグラフ化しておきます。
女性の育児休業取得率は、近年80-85%をウロウロしている感じです。
まとめ
様々な施策を通じて、国は男性の育児休業を推進してきた結果、2025年までに30%とする政府の数値目標を達成しています。
令和4年から5年にかけての急上昇はにわかに信じられない状況ですが。。。。
ただ、企業として、福利厚生の充実を謳うのであれば、ライバルが少ない分、男性の育児休業取得率を上げていくという方策は狙い目だと思っています。
なお、育児休業制度は、度重なる法改正の結果、全体像の理解が極めて複雑な制度となっています。ご関心のある方は以下の記事をご参考ください。
- 毎年のように改正される労働法令への対応に頭を悩ませている
- 総務や経理などの他の業務を兼務しているので、人事労務業務だけに時間を割けない
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