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「日本人だから日本語を書けるのは当たり前」と思う人は多いのですが、実際はそうでもありません。
前職、そして現在も仕事柄、様々な意味不明な文章を見る機会がありますし、現在は顧問先の社長から「従業員の文章力がひどくて、どうすべきだろうか・・・」といった相談を受けることがあります。
今回は、そんな悩める方にオススメの本を紹介します。
社会人に求められる文章力
社会人に求められる文章力とは、
- 伝えたい内容が読み手に過不足なく伝わるように書くこと
であり、かっこいい文章、美しい文章、味わい深い文章は不要です。
文章を読んだ人によって解釈が異なってしまうような文章は失敗です。
いかに論理的な文章を書けるか、社会人はそこで力量が問われます。
文章の内容を決めるのは、書き手ではなく読み手
社会人として、絶対に理解しておかなければならないことは
- 書く内容を決めるのは、書き手ではなく読み手
ということです。この点は、ブログやWebサイトも同様です。
社会人が文章を書く際の読み手となるのは、
- 上司や同僚などの会社内部の人
- 顧客や求職者など外部の人
であり、もちろん、内部向けと外部向けでは用いる表現が異なります。
読み手は忙しいので、あなたの関心事や思い付きに付き合う暇はありません。
いかに読み手の知りたいことを、読み手の関心に向かって簡潔に書くか、そこに文章力ひいて仕事の力量まで判断されます。
そして、文章を書くときには論理が重要です。
「何を伝えたいのか」「言外に含みがあるのか」、論理が破綻した文章は読む人を疲れさせます。
例えば、会社の備品として購入したいものがあるなら、
- なぜ必要なのか
- いつまでに必要なのか
- 何台が必要なのか、いくらになるのか
- 購入によりどんなメリットがあるのか
そういったことをMECE(ミーシー:漏れなくダブリなく)に文書にまとめ、上司に「なるほど、確かに必要だ」と思わせなければなりません。
文章をまとめることのできる人は、きっと営業の場面でも論理的に説明できるでしょう。
といってもマーケティングでは、論理よりも感情を動かす方が大事という考え方もあるようです。ただ、論理が不要ということにはなりません。
社会人の文章力向上に「入門 考える技術・書く技術」はオススメです。
- 毎年のように改正される労働法令への対応に頭を悩ませている
- 総務や経理などの他の業務を兼務しているので、人事労務業務だけに時間を割けない
といった悩みを抱える企業の経営者・人事労務担当者向けに、公開型のブログでは書けない、本音を交えた人事労務に関する情報・ノウハウ、時期的なトピックに関するメールマガジンを「無料」で配信しています。
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