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雑誌の執筆でいまだに求められるWordファイルですが、入力作業からWordを使うのも、業務効率化の観点から勘弁して欲しいところです。
構造的な文書作成の場面では最強と思っているMarkdownで入力し、提出の最終段階でWordファイルにする、つまり、
- Markdown → Word
の方法について以下の記事で紹介しています。
関連:Pandocを用いてMarkdownからWordファイルに一発変換
ただ、Pandocによるデフォルトの変換では、見出しの色は青、フォントはMSゴシック、本文のフォントはMS明朝と、はっきり言ってダサい・・・。
そこで、今回は、Pandocを用いてMarkdownから自分好みのWordファイルに変換する方法を紹介します。
Pandocに自分で作成したテンプレートを適用してWordに変換する方法
そもそも、なぜ、ダサいWordファイルができるかというと、Wordのデフォルトのテンプレートがダサいからです。
私にとって、Wordは単なる出力ファイルですが、とはいえ、依頼先に提出する原稿でもあるため、最低限の体裁は整えておきたいところです。ダサい人と思われるのもイヤだし・・・
ということで、自分好みのWordテンプレートを作成・適用して変換するための手順を紹介します。実は、ここで少しだけつまずいたので備忘録を兼ねて。
- Wordでテンプレートファイルを作成する。拡張子は.dotxになる。
- 1のテンプレートファイルを、変換するMarkdownファイルと同じフォルダに保存する。
- 以下のコマンドを実行する。
$ pandoc XXX --reference-doc=YYY -o ZZZ
- XXXには、Markdownのファイル名(拡張子は.md)
- YYYには、テンプレートのファイル名(拡張子は.dotx)
- ZZZには、Wordのファイル名(拡張子は.docx)
を入れてください。
つまずいた箇所 - 基本は公式ドキュメント
実は、上のコマンドに行き着く前に、私は変換エラーを解消できず、つまずきました。
つまずいた箇所は、–reference-docを、–reference-docxとしていた部分です。
わかりやすく解説しているブログ記事に「–reference-docx」と書かれていたこと、そしてWordの拡張子が.docxであることから勘違いしたまま進めていたので、ずっとエラーが出ていたわけです。
また、そのブログ記事で紹介されていたコマンドが他の引数も含むものであったため、エラーの発生箇所を他のところと勘違いしていました。
ただ、公式ドキュメントを読めば、
- –reference-doc
とちゃんと書いているわけです。
このブログで人事労務の実務を行う際には、ブログ記事を鵜呑みにせず、行政が発表する1次情報を確認せよと言っているのに・・・我ながら恥ずかしいことです。
まあ、ブログ記事を書いた人もその時点では動いていたのでしょうから、バージョンアップの際などで、オプションのコマンドが変わったのかもしれませんし。
なお、2で「テンプレートファイルを、変換するMarkdownファイルと同じフォルダに保存する」と書いていますが、設定をすれば同じフォルダに置く必要はありません。
私は、欲ばってこの部分もひとまとめにして最初から変換しようとしたので失敗しました。
テンプレートを適用して完成したWordファイル
こうして苦労しつつ完成したWordファイルは以下のとおり。
といっても、変更したのは、見出しのフォントの色を黒にして、書体をメイリオにしただけですが・・・
一応、比較のために、テンプレート適用前のWordファイルを以下に示しておきます。
また、使用率は低いのですが、MacでWordを使うと濁点の問題が発生するので、WordはWindowsで使用しています。そのため、Pandocは、Windowsにもインストールしています。
ただ、Windowsの環境設定は不慣れなので、以下の記事を参考に設定しました。
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