Work Life Fun

仕事も人生も楽しむ社労士

令和4年度の雇用保険料率、労災保険料率、健康保険料率のまとめ

まず、基本的な知識として、雇用保険料率、健康保険料率(協会けんぽ)は毎年変更の可能性がありますが、労災保険料率の改定は3年に1度です。

最初に結論をまとめておくと、以下のとおりです。

  • 雇用保険料率:年度上半期・下半期で2段階の上昇
  • 労災保険料率:変更なし
  • 健康保険料率(協会けんぽ):変更あり

令和4年度の雇用保険料率

令和4年度の雇用保険料率は、以下のとおりです。

年度の途中で保険料率を変更されると、企業の実務にとって大変迷惑です。年度更新も一手間余分となりますし。

なぜ、今年度はそんなことになっているのか?

それは今年参議院選挙があるからでしょうね・・・。選挙前は労働者負担を昨年と同様にしておきながら、選挙後にはしっかりと労働者負担を上昇させつつ、事業主負担はさらに上昇させていますよね?

令和4年4月1日 - 令和4年9月30日

事業主負担が前年から上昇

  • 一般の事業:0.95%(労働者負担0.3%、事業主負担0.65%)
  • 農林水産・清酒製造の事業:1.1%(労働者負担0.4%、事業主負担0.75%)
  • 建設の事業:1.25%(労働者負担0.4%、事業主負担0.85%)

令和4年10月1日 - 令和5年3月31日

事業主負担が上半期から上昇・労働者負担が前年から上昇

  • 一般の事業:1.35%(労働者負担0.5%、事業主負担0.85%)
  • 農林水産・清酒製造の事業:1.55%(労働者負担0.6%、事業主負担0.95%)
  • 建設の事業:1.65%(労働者負担0.6%、事業主負担1.05%)

参考:令和4年度の雇用保険料率(厚生労働省)

令和4年度の労災保険料率

労災保険料の算出に用いる労災保険率は、それぞれの業種の過去3年間の災害発生状況などが考慮され、原則として3年ごとに改定されています。

労災保険料率は平成30年度に改定されたので、令和3年度が改定の年でした。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今後も厳しい経済・雇用情勢が予測されることから、個別の業種によって保険率の引き上げが生じることがないように改定なしということになり、令和4年度も変更なしとなっています。

特別加入保険料率や建設事業等の労務費率も現行の率が据え置かれます。

参考:令和4年度の労災保険率について~令和3年度から変更ありません~(厚生労働省)

令和4年度の健康保険料率(協会けんぽ)

令和3年度の協会けんぽの健康保険料率及び介護保険料率は、以下のとおりで、本年3月分(4月納付分)からの適用となります。

各都道府県の保険料率は、地域の医療費水準に基づいて算出されるため、各都道府県で異なります。

参考:令和4年度都道府県単位保険料率

なお、意外と誤解や混同の多い社会保険・労働保険に関する基礎知識について以下の記事で解説しています。この機会に改めてご確認ください。

関連:社会保険・労働保険の基礎知識:種類・加入条件などを詳細解説!

【無料】効率的に人事労務の情報を入手しませんか?
  • 毎年のように改正される労働法令への対応に頭を悩ませている
  • 総務や経理などの他の業務を兼務しているので、人事労務業務だけに時間を割けない

といった悩みを抱える企業の経営者・人事労務担当者向けに、公開型のブログでは書けない、本音を交えた人事労務に関する情報・ノウハウ、時期的なトピックをメールマガジンを配信しています。

過去の配信分は公開しないため、情報が必要な方は、いますぐ以下のフォームから購読の登録をしてください。購読して不要と思ったら簡単に解除できますのでご安心ください。


up_line