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「いちばんやさしいGit & GitHubの教本」を読んで

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世間はGWですが、個人事業主にはGWなんてものはありません 🤡

ただ、少々のんびりモードなのは事実であり、この機会に積読状態の本を読んでいます。その1冊が「いちばんやさしいGit & GitHubの教本

Git・GitHubの利用歴

Gitは、コロナ前の会食時に、同席者に便利さを熱弁したことがあるので約3年近く前、GitHubはLaravelの開発で用いたので約1年ほど利用しています。

どちらも存在はもっと前から知っていましたが、使ってみて便利さに衝撃を受けました。

プログラム開発は当然、そして社労士業務、ブログ・ウェブサイト管理など私の業務のすべてをGitが管理しており、Gitは絶対に手放せないツールとなっています🥳

Gitを使い始めたときは、あまりの便利さに感動し「Linus天才!」と、当時は至るところでGitを勧めていた記憶があります。Linusが天才なのは世界中が知っていることですが・・・😑

そういえば、雑誌の連載でもGitを取り上げたことがあります。

関連:専門誌ビジネスガイドで連載記事、第2回「データ管理に手放せないバージョン管理システム:Git」を執筆

「いちばんやさしいGit & GitHubの教本」を読んで

利用歴がそこそこあるので普段使いはできている(はず)、と思いつつ、体系的に学びたかったため「いちばんやさしいGit & GitHubの教本」を読みました。

困ったときはググったりQiitaで探せば、大体親切な人が解説している記事が見つかります。プログラマーの世界は本当に優しく、ありがたい限りです。

ただ、断片的な知識しかないと、いきなりつまずくことがあります。しかも基本的な部分で・・・。そういった理由で、思いっきり優しそうな本を選んだわけです。

読了後の感想としては、初心者のつまずきそうなところも丁寧に解説されていますし、私自身が連載でGitを取り上げたこともあって「この部分の解説は上手だな」と、つい書き手目線で見てしまいました。

ただ、本書で、最も驚いたのは、

  • ドイツが法令をGitで管理している事例もあります

という部分。

URLも「https://github.com/bundestag/gesetze」と掲載されていたので調べてみたのですが、これはドイツが国として公式にアップしたものなのか、それとも市民運動の一環としてアップされているのか、正直よくわかりませんでした。

一方、2013年と若干古いですが、日本の法令データをGitHubに上げた猛者を発見しました。

参考:法令データ提供システムのデータをgithubに上げてみた話

この記事の中でつい笑ってしまったのが、以下の内容。

法令の専門家はどうやら紙の新旧対照表?を未だに使ってるらしいとかを見て、Techが有効だなぁと感じました。機械にできることは機械にやらせるべき。

ほんと、笑っちゃいます。しかも、この2022年でも、法令に準じて、就業規則の新旧対照表を作るべきって主張する人もいますから・・・ 😨

差分を示して修正点がわかる形にしていれば問題ないはずで、コンピュータであれば1秒もかからずにできることを、Wordのようなソフトで、新旧の行をそろえるようなムダな労力を汗水たらしてやるのが、日本では根性という美名で賞賛されるようです。

プログラムやブログ・ウェブサイトの管理だけでなく、法令、書籍の執筆などテキストを扱うものであれば、すべてGitで管理できますし、共同作業を行うならGitHubが手放せなくなるのは間違いありません

本のレビューを書くつもりが、どんどん他の話になってしまいましたが、強引にまとめると、

  • 非プログラマーの方もぜひGit、GitHubを利用しましょう
  • 初心者向きのとても丁寧な書籍としてオススメです

ということです。

そういえば、以前就業規則をGitHubに公開している会社があって記事にしていました。

関連:就業規則をGitHubに公開し採用や広報の武器にしている会社の実例

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