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経済産業省が令和4年6月にレポート「健康経営の推進について」を更新しています。このレポートの中で、
- (就活生)将来、どのような企業に就職したいか。
- (親)どのような企業に就職させたいか。
という興味深いアンケート結果が掲載されています。
「従業員の健康や働き方への配慮」を双方重視
以下は本来であればグラフが表示されます。
もしグラフが表示されていない場合はページの更新をしてください。
上のグラフのとおり、
- 「従業員の健康や働き方への配慮」が就活生・親双方で特に高い回答率
となっています。就活生単独の上位3つは、
- 福利厚生が充実している:44.2%
- 従業員の健康や働き方への配慮:43.8%
- 企業理念・使命に共感できる:38.1%
となっており、就活生の親単独の上位3つは、
- 従業員の健康や働き方への配慮:49.6%
- 雇用が安定している:44.5%
- 給与水準が高い:31.3%
となっています。
7割の就活生が親の意見を参考にする
就活生のみのアンケートはよく見ますが、今回の興味深い点は、就活生の親の回答もあることです。
就活生に対してのアンケート「就職にあたり親の意見を参考にするか」の結果は、以下のグラフのとおりです。
なんと、就活生の7割が親の意見を考慮すると回答しており、レポートでも「就職先を検討する上で親が持つ企業イメージ・情報が重要な要素を占めることが分かった」とまとめられています。
まとめ
以上のとおり、企業は採用活動において、就活生・就活生の親の双方で重視している「従業員の健康や働き方への配慮」をいかにアピールできるかが勝負となります。
採用難の中小企業の社長と話していると「知名度や賃金で大企業に勝てないから」と諦めがちの言葉をよく聞きますが、このアンケート結果から「勝負するのはそこではない」ということがわかるはずです。
顧客のニーズを把握し、強みをアピールするのはビジネスの基本です。これを採用活動に置き換えれば「求職者のニーズを把握し、強みをアピールする」となります。
- 「従業員の健康や働き方への配慮」をどのように行えば良いのか?
- そして求職者にどのように伝えていけば良いのか?
まさに当事務所が最近注力している点であり、具体的な方法を知りたいというご希望があれば、当事務所までお問い合わせください。
参考:経済産業省・健康経営
- 毎年のように改正される労働法令への対応に頭を悩ませている
- 総務や経理などの他の業務を兼務しているので、人事労務業務だけに時間を割けない
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