アルバイトによる不適切写真のSNS事件の会社が倒産していた

こんにちは。最近はSNSよりも積読状態の本の処理に勤しんでいる福岡の社労士・安部敏志です。

以前、アルバイト店員が厨房のシンクに入ったいたずら写真をネットにアップし騒動になった事件がありましたが、あの会社って倒産したんですね。。。

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外野の意見よりもまずは社内の対策

東京商工リサーチの記事によると、「騒動後の信用性は回復せず27年10月頃には事業を停止、今回の措置となった。」となっており、実際に騒動が起こったのは25年8月であり、2年後には事業停止になってしまったんですね。

この騒動の後には、そば屋のバイトが食器洗浄機に入る(→その店は閉店)、ピザ屋のバイトがスーパーの冷蔵ケースの中に入る(スーパーは臨時休業、社員ではなく客・・・)など、類似の騒動が相次ぎ、一部では「バイトテロ」という名称までありました。

その後の企業による損害賠償などへの対応を含め、「バイトのいたずらなんだからそんな大人げない対応をしなくても・・・」という意見を含め、賛否両論があった記憶があります。

ただ、賛否それぞれの意見を言っていた人も結局は所詮外野です。そして、結果は倒産です。

重要なのは事前の対応であり教育

事件が起こってからの対処として損害賠償がありえるかという点を考えておくのも、もちろん大事です。

しかし、それよりもやはりそのような事案を起こさせないことの方がはるかに大事です。

  • 就業規則の服務規律として、ソーシャルメディアの適正な利用に関する規定を明示し、会社と職員との約束事として周知する
  • 採用時、そして定期的に、具体的事例を紹介し教育する

起こってもいないことに労力を割くので地味です。社員を信用すべき、信用したいという気持ちもあるでしょう。

でも、誰しも魔が差すことはあります。

普段は冷静なのに、ついついテンションが上がって「やっほー」となることもあるでしょうし、いい歳のおじさんでも、酒が入って、勢いよく「○○のバカヤロー」と上司に叫ぶこともあるでしょう。新橋懐かしいですね。

今の時代、SNSの利用を禁止するのは不可能です。であれば、利用するという前提でやっていいこと・悪いことを教育するしかありません。

そして、本人が匿名で発信しているつもりでも、今の時代、調べられればすぐに身元・経歴がバレてしまうということを教えるしかありません。

すでに3年が経過した事案ですが、今でも調べると氏名などが出てきます。その後の動向までまとめたサイトが出てきたのですが、学校を退学になったり、警察に被害届を出されたりしているようです。

こんな誰の得にもならないようことは起こさせないようにしましょう。

就業規則の服務規律に関するチェックポイントは以下をご参考下さい。

「就業規則の見直しに役立つ99のポイント」、今回は第4回・服務規律編です。服務規律は私が就業規則を見る上で最も重視している部分です。その理由を含めて今回はご紹介します。
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この記事を書いた人


安部敏志:社会保険労務士

「就業規則は働き方のルールであり、社内で自ら作成・修正すべき」という信念のもと、中小企業の人事担当者の育成に従事。
その他、専門雑誌等の記事の執筆にも積極的に対応。

事務所公式サイト:あべ社労士事務所

なお、同業の社労士から事務所運営や営業方法などの相談を受けることが増えていますが、当事務所は開業当時から この方法をそのとおりに実行しているだけです。

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