就業規則の見直しに役立つ99のポイント(第1回・総則)

こんにちは。好きな言葉は「熱男2016」、福岡の社労士・安部敏志です。

おかげさまで、最近は「我が社の就業規則に問題はないでしょうか?」というご相談を頻繁に受けております。

管理監督者の規定例や役職手当に関する致命的な問題はこれまでも記事にしてきましたが、意外と基本的な部分でもヤバい・・・という就業規則は多くあります。

ということで、全10回のシリーズとして、「就業規則のこの部分は最低限チェックしておこう!」というポイントをご紹介します。

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就業規則は人事制度の根幹

まずチェックポイントをご紹介する前に・・・

このサイトでは様々な人事労務管理に関する情報を提供していますが、就業規則というのは人事制度の根幹となるものです。

時間をかけて色々な人事制度を構築しても、就業規則に違うことを書いていれば無意味です。社長の考えと就業規則の規定が異なった場合、争いになれば就業規則の規定が優先されます。

そして、就業規則の内容というのは、常に最新の状況に対応しておかなければなりません。最近は労働関係法令が頻繁に改正されていますし、リスク管理をしっかりしている会社は、ほぼ毎年のように就業規則の内容を見直しているんですよ!

就業規則に関する基本的事項は以下の記事で詳しく書いていますのでご参考ください。

人を雇う場合の会社のルールブックとなる就業規則について、中小企業でよくある間違い・その落とし穴について解説します。就業規則は簡単に作成できると言う素人がいますが、最後に泣くのは会社です。

就業規則のチェックポイント(総則編)

さて、それでは就業規則のチェックポイントに入っていきます。今回は総則部分です。

  • 労働組合、または過半数代表者の意見を聴いていますか?
  • 管轄の労働基準監督署に届け出ていますか?
  • 作成日、改定日、施行日を記載していますか?
  • 適用範囲(正社員、パートタイマー、嘱託社員、限定正社員、短時間正社員など)を明確にしていますか?
  • 賃金規程等の別規程がある場合、一覧を漏れなく記載していますか?
  • 事業場の単位を適正に定めていますか?
  • 服務規律に関する規定はありますか?

今回は総則部分ということでもあり、知っている方からすると「全部当たり前」と思うかもしれません。ただ、意外とそうでもないんですよね。。。だからこそ、このシリーズを書こうと思ったわけですし。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回は簡単でしたよね?

繰り返しになりますが、就業規則というのは人事制度の根幹となるものです。

以前紹介しましたが、「就業規則に脆弱性を抱えていて、悪意のある従業員が存在したら、零細会社であれば普通に破滅です」と言っている経営者もいます。

会社の就業規則、作成経緯を公開し、採用や広報の武器としているITベンチャー企業があります。今回はその中で興味深かった点を紹介します。

「うちの会社にはそんな悪意のある従業員なんていない」と思いたいでしょう。その気持ちはよくわかります。でも、「うちの子に限って・・・」、「普通の人でしたけど、まさかあんなことをするとは・・・」という言葉をよく聞きませんか?

リスクの中には予見できるものもあります。せめて予見できるリスクには対応しておきましょう。

当事務所が就業規則の見直しなどのご依頼をいただく際のチェックポイントは、数えてみたところ合計300個以上あります。その中で、「ここだけはチェックしておきたい」という最低限のポイントを99個まで絞り、今後ご紹介していきます。

就業規則の見直しに役立つ99のポイント
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この記事を書いた人


安部敏志:社会保険労務士

「就業規則は会社内の働き方のルールであり、社内で自ら作れるようになるべき」という信念のもと、福岡県を拠点に、中小企業の人事担当者の育成に従事。
その他、専門雑誌等の記事の執筆にも積極的に対応。

事務所公式サイト:あべ社労士事務所

なお、同業の社労士から事務所運営や営業方法などの相談を受けることが増えていますが、当事務所は開業当時から この方法をそのとおりに実行しているだけです。

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