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名刺を切らしてしまい、急いで印刷業者に注文したものの、なかなか名刺が届かない、最近印刷したばかりなのに住所やメールアドレスが変わってしまっていた・・・そんなことはありませんか?
一人社労士事務所にとって、名刺は単なる連絡先の交換手段ではありません。初対面の相手に「どんな社労士か」を伝える、最初のブランディングツールです。
にもかかわらず、多くの社労士が名刺の設計を深く考えないまま、印刷業者に発注し続けています。
最近流行語のようになっている感のある「DX」にもつながる、デジタル名刺「プレーリーカード」を導入したので、その経緯と活用の考え方をお伝えします。
紙の名刺に感じる3つの「非効率」
紙の名刺には、構造的な非効率があります。特に気になっていたのは、次の3点です。
1. 情報が固定される
印刷した瞬間から、名刺の情報は「過去のもの」になります。Webサイトを移転した、メールアドレスを変えた、専門分野を絞り込んだ —— こうした変化があるたびに、手元の名刺は「古い自分」を伝えるツールに成り下がります。
2. 伝えられる情報に限界がある
名刺の表面積は限られています。名前・肩書き・連絡先は入れても、「どんな仕事が得意か」「どんな顧客を対象にしているか」までは伝えられません。一人社労士にとって最も大切な「専門性・個性の訴求」が、紙の名刺では物理的に難しいのです。
3. コンテンツへの導線がない
ブログやYouTube、メルマガなど、筆者が積み重ねてきたコンテンツへ相手を誘導するには、URLをすべて印刷するか、QRコードを入れるしかありません。しかしQRコードが複数あると名刺が煩雑になり、結局どこにも誘導できない名刺になってしまいます。
デジタル名刺「プレーリーカード」を選んだ理由
「デジタル名刺」を検索すると、さまざまなサービスが見つかります。
ただ、多くのサービスを見て、私にとっては致命的な欠点がありました。相手がアプリをインストールしなければならないという点です。
名刺交換の場で「まずアプリを入れてください」と言われたら、面倒に感じませんか? 少なくとも私はイヤです。相手に手間をかけさせるツールは、ブランディングの観点からも逆効果です。
その点、プレーリーカードは筆者の条件をすべて満たしていました。
- NFC(Near Field Communication)を使っているため、スマホをカードにかざすだけで情報が表示される
- 交換した相手はアプリ登録不要
- 月額料金不要(カード購入のみ)
- ブログ・メルマガ・SNSなど、どんなURLでも掲載可能
NFC(Near Field Communication)とは、スマートフォンを近づけるだけでデータを受け渡しできる近距離無線通信技術のことです。交通系ICカードや電子マネーにも使われている技術ですが、プレーリーカードはこれを名刺に応用しています。
ちなみに、プレーリーカードという名前の由来は、
プレーリードッグは、鼻と鼻をタッチして挨拶する
からだそうです。
実際に作ったプレーリーカード
素材はいくつか選択肢がありますが、私が最初に気になった木材素材カード。
ただ、残念ながら、氏名を印刷できない仕様でした。しかも表面にプレーリーカードのロゴが入るということで、見送りました。
そのため、氏名を印刷でき、最もシンプルな通常素材のカードを選択しました。作成したデジタル名刺は以下のとおりです。
注文すると、この画像がダウンロードでき、SNSでのシェアを呼びかけてきます。このような商魂たくましい姿勢は見習うべきですね🤣
2026/3/16追記
なんと今は、木材素材カードでも氏名の印刷ができるようになっています。
名刺はブランディングツール
そもそも、なぜ名刺が必要なのでしょうか。名前を覚えてもらう、どんな貢献ができるかを覚えてもらう、つまり、名刺はブランディングツールの1つです。
私は「広く浅く」ではなく「狭く深く」という方針です。名刺を大量に配ることは目的ではなく、渡した相手に「この人は何者か」を正確に理解してもらうことが目的です。
紙の名刺では、渡した後の接点は相手の記憶と名刺入れの中だけです。しかしデジタル名刺なら、カードをかざした瞬間に、筆者のWebサイトやブログへの導線を一度に提示できます。
つまり、デジタル名刺は「名刺交換」から「コンテンツへの入口」へと変換するツールです。
デジタル名刺の注意点
デジタル名刺の注意点は以下のとおりです。
スマホに不慣れな方への配慮
相手がスマホに不慣れな場合、デジタル名刺だけでは情報が伝わらない可能性があります。紙の名刺と併用するか、状況に応じて使い分ける判断も必要です。
特に、渡す相手が高齢の方の場合への配慮も必要でしょう。
掲載するURLは厳選する
何でも載せられるからといって、URLを詰め込みすぎると、かえって相手が何を見ればいいかわからなくなります。筆者は「Webサイト」と「ブログ」の2つに絞っています。
まとめ
名刺交換は、見込み客との最初のリアル接点です。
「どんな社労士か」を伝える機会として、名刺を見直してみることをお勧めします。
デジタル名刺はツールにすぎませんが、そのツールを使いこなすことで「ITに強い社労士」「情報発信に積極的な社労士」という印象を最初から持ってもらうこともできます。
「ほどほど」は手抜きではありません。楽をするために徹底的に努力する —— デジタル名刺の導入も、その考え方の延長線上にあり、こうした小さな積み重ねが大切だと考えています。
個人的には「DX「や「SDGs」を連呼して営業している人の名刺が紙だったら、「えっ、DXじゃないの?」とツッコミたくなりますが🤣
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そんな想いから、少しでも社労士業界全体のレベルアップに貢献できればと考えています。
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