ダメな上司の3つの特徴と人事のチェックポイント

こんにちは。福岡の社労士・安部敏志です。

今回は、企業の人事担当者から実際に相談を受けた内容を踏まえ、ダメな上司の3つの特徴、そして人事担当としてチェックしておきたいポイントを紹介します。

なお、管理職教育だけではありませんが、実際に教育を行う際には「あなたはこんなことをしていませんか?」とイメージしやすい方法で伝え、それを反省させ改善させるような方法が実践的です。

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1. 時間を守らない上司

1点目は時間を守らない上司です。

会議の時間に遅れる・・・こんなことは上司だけでなく社会人として論外ですが、会議の時間をオーバーすることも含みます。

2点目にも関係しますが、話が長くなり、会議終了予定時刻をオーバーする上司というのは意外と多くいます。プレゼンでも時間をオーバーする人はいますね。

時間を守らないということは人の時間を奪っていることに等しいわけです。

むしろ、時間の感覚がないという方が適切かもしれませんが、これは明確に「時間泥棒」です。

会議が大好き、というより自分の話を部下に長々と伝えることで満足感を得ているのかもしれませんし、時間をかければかけるほど良いと思っているのでしょうが、部下は迷惑です。

これで部署全体の残業も多かったら人事としては注意すべき存在でしょう。

2. 話が長い上司

2点目は、話がやたら長い上司です。

これは1点目の時間を守らない上司にも関係しますが、思い出話や自慢話が途中に入ったり、とにかく話がやたらに長い人もいます。

結局、ポイントが整理しきれてないわけです。「お前は何が言いたいんだ」、「結論は何だ」と言われるタイプです。

こういう人が若手なら注意してくれる人もいるのでしょうけど、上司になったら最悪です。

基本的に、話の順番が悪いから、長くなってしまうんですね。

プレゼンの基本でもありますが、まずは結論から話すことです。背景の説明が必要であってもそこも簡潔に話します。

聞いている方に関心が出てくれば、必ず質問をされます。質問が出てこないのであれば、それは、その人の話がつまらないからです。

人事としては幹部会議などで話が長くなりがちな人をチェックしておきたいところです。

3. 反応が悪い上司

3点目は、反応が悪い上司です。

いつも忙しそうにしていて、部下から話しかけても顔すら向けずに、話を聞くタイプです。

これは自分がされてみないとわからないのですが、本当に失敬な態度です。

管理職教育を行っているコースの中には必ず「傾聴」が入っていますが、そこまで要求しないとしても、せめて顔くらいは向けないと社会人失格です。

あえて同情するなら、本人のキャパを超えた仕事・役職をこなし、精一杯頑張っていて、それでも能力がないから周りにそんな態度を取ってしまうのでしょう。

「部下からの報告があまり来ない」、「最近の若い奴は報・連・相ができていない」と言っている管理職がいたら、人事はその管理職こそチェックしておきたいところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

人手不足感が強くなり多くの会社では離職防止のために職場環境の改善を急いでいますが、人事の対策として即効性が高い施策の一つが管理職教育です。

離職理由の調査でも、職場の人間関係、特に上司と部下の関係というのは大きな比重を占めます。

今回取り上げた3つの特徴以外にも、すぐ怒鳴る上司、ヒラメ上司などもありますが、これはほぼすべての人がダメな上司と思うはずです。それに対して、例えば時間を守らない上司の場合、視点を変えれば熱心であるとも言えます。

時間に関係なく仕事に従事していると聞くと、むしろ真面目な人だと良い評価をする人も多そうです。

ただ、これからは今までのように長時間労働を是とする雰囲気はなくなります。

「理想の上司」というイメージだけで選ぶアンケートがありますが、常に上司というのは不満を持たれるものであり、正解があるというよりは、時代に合わせて変化していくしかないとも言えます。

現場でまさしく闘っている管理職を導いていくのも人事の仕事ですよ。

人事労務に関する弁護士として第一人者の安西先生の本は、管理職必読の書です。私はこの本を読んでいない管理職の部下にはなりたくないですねw

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この記事を書いた人


安部敏志

あべ社労士事務所代表・社会保険労務士

従来の顧問契約とは異なり、中小企業の人事労務担当者の育成を主要業務とする。専門記事の執筆やセミナー・社内研修の講師にも対応。

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