残業代未払い訴訟(1,015万円)で和解、残ったのはブラック企業というイメージ

先週の記事ですが、昨年不適切な労務管理、パワハラ発言で世間をにぎわせた「たかの友梨」が和解したようです。

「たかの友梨」が和解=残業代未払い訴訟-仙台地裁

残業代が支払われなかったとして、大手エステサロン「たかの友梨ビューティクリニック」仙台店の従業員ら2人が、運営会社「不二ビューティ」を相手に未払い賃金計約1015万円の支払いを求めた訴訟は、仙台地裁で和解が成立した。2人が所属する労働組合が26日発表した。

訴えていたのは、仙台店でエステティシャンとして勤務する20代の女性従業員と、30代の女性元従業員。訴状などで2人は、月に80時間前後の残業を強いられたが、時間外割増賃金が支払われなかったと主張していた。

労組「エステ・ユニオン」によると、和解は23日に成立した。条件は非公表だが、不二ビューティは従業員の適切な労働管理に努め、残業代を支払うことを約束したという。

不二ビューティは「今後ともコンプライアンス(法令順守)を重視し、女性たちがより働きやすい職場をつくっていけるように努める」とのコメントを出した。

—時事通信・2015/01/26-19:54→リンクが切れました

誤解していただきたくないのは、たかの友梨が別に嫌いなわけではないですし、一代でここまでの企業を築き上げたその経営手腕は尊敬に値します。

また、会社概要によると、店舗数は、平成27年1月現在で123、従業員数は、平成26年9月現在で1,053名と、組織を大きくし、雇用を創出しているのも、社会貢献として立派だと思っています。

ただ、経営を行うにあたって守るべきルールはあるということです。

多くの雇用を創出しているからといって、ルールを逸脱してよいことにはなりませんし、ましてや働く人の権利を踏みにじるようなことは許されません。

参考記事・「たかの友梨」の残業代未払い訴訟が和解も「ブラック」イメージは根強くによると、既に「同社ウェブサイトでは、エステ・ユニオンとのやり取りや、業務改善方針などを示していたが、それらの多くが現在では閲覧不可能になっている。」ということで、和解によって、事実としてなかったことにしたいのかもしれませんが、企業イメージというのは一度悪くなるとなかなか払拭できないものです。

だからこそ、事前にリスクマネジメントを適切に行っておくことは、とても重要なわけです。

残業代未払い訴訟(1,015万円)で和解、残ったのはブラック企業というイメージ
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この記事を書いた人


安部敏志

あべ社労士事務所代表・社会保険労務士

国家公務員I種職員として労働基準法・労働安全衛生法等の立案や企業への徹底的な指導に従事した経験を武器に、退職後は逆に会社を守る立場として経営者・人事担当者からの人事労務管理に関するご相談に対応。

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