人事制度の導入よりも大事なこと - 経験や野生の勘からデータの活用へ

毎月お送りしているメールマガジン2019年7月号のテーマは、人事制度の導入よりも大事なこと、経験や野生の勘からデータや先行研究を活用しませんか? です。

人事制度を魔法のツールと誤解していませんか?

ここ最近の記事では厚生労働省が発表している統計や「平成30年版の労働経済白書」を引用して、人事労務の実務に役立つ統計や調査結果を紹介しています。

最近、人事評価制度や等級制度など人事制度の構築に関するご相談やご依頼が増えていますが、当事務所では、メリットだけでなく、デメリットが生じる場合があることもじっくりと説明しますし、場合によっては導入しない方が良いとさえ提案することもあります。

例えば、人事評価制度を導入すれば、社員がイキイキと自律的に働くようになる、そんな夢物語のようなことを信じてしまう方が意外と多くいます。

人事制度をまるで魔法のツールのように誤解している方が多いのですが、そんな都合の良いものはありません。

これは調査結果や先行研究を少し調べると明らかなことなんですが・・・

経験や野生の勘による成功例って憧れるしかっこいいとは思うのですが、せっかく先人からの贈り物としてデータや先行研究があるわけですから上手に活用したいものです。

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日本の人事部・アメリカの人事部

今、日本の人事部・アメリカの人事部―日本企業のコーポレート・ガバナンスと雇用関係という本を読んでいます。

日米各国の人事部がどのような存在でどのような役割を担っているかを比較した論文形式の本です。緊密な両国であり、もっとこの手の本はあって良いようなものですが、意外とないんですよね・・・

とても興味深い箇所として、財務と人事の力関係の比較をしている部分があるのですが、これを読んで、HBRなどでCEO、CFO、CHROの3頭体制が提案されている背景がよく理解できたところです。

歴史を踏まえた比較研究を見ていくと、それぞれの国で一長一短ということがよくわかります。

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