平成27年の賃金統計発表・女性労働者は正規・非正規ともに過去最高額に!

こんにちは。福岡の社会保険労務士・安部敏志です。

平成27年「賃金構造基本統計調査」の結果が発表されています。

福岡でもコンビニの時給を以前よりかなり上げないと人が応募が全くないという話を聞いていましたし、これまで感覚的にあった人手不足と賃金との関係が統計に表れています。

主な数字は以下のとおりです。

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一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の賃金(月額)

男女計の月額賃金は304,000円となり、前年比1.5%増です。特に女性の月額賃金は過去最高となっています。

  • 男性 335,100円(同1.7%増)
  • 女性 242,000円(同1.7&増)※過去最高

短時間労働者の賃金(1時間当たり)

こちらは、男女ともに過去最高の数字となっています。

  • 男性 1,133円(前年比1.2%増)
  • 女性 1,032円(同2.0%増)

まとめ

今は人手不足と言われていますが、多くの会社の方から、どのように人を集めればよいのかといった悩みを聞く機会が増えています。

少なくともこの統計からわかるのは最低賃金を見て人件費を試算していても人は来ないし、一人一人をきちんと人財に先行投資するという感覚を持つ必要があるということでしょうか。

また、業種、企業規模によって偏りはありますが、人手不足が叫ばれている状況でも、社員のことを考え、働きがい・働きやすさをきちんと考えて制度と実態を整えている企業には、人が集まっているということです。

ポイントは、人財への投資というのは先行投資であり、きちんと評価・運用(人材育成)をしておけば大きなリターンが期待できるという考え方です。

「あ〜、また離職者が出た、すぐに補充すればいいか、ハローワークに求人を出しておこう」といった考え方だと、本当に欲しい人からは見向きもされなくなりますし、慌てて採用すれば必ず失敗します。

先日、ある採用担当の役員と話をしていましたが、一番時間をかけた採用は6年だったそうです。その採用された方は、今や幹部一歩手前のところまで来ているそうで、将来はトップにもなれる器だそうです。

その採用担当役員は、ヘッドハンターになんて依頼せず、良い人がいると聞くとアポを取って自ら出向くそうで、土日、深夜関係ないそうです。「投資をして儲けようとしているのに待つ人はいないでしょ!」と言われましたが、まさしくその通りですね。

ここまでするかは別としても、人材獲得をどのようにしていくのか、今後企業は真剣に考えていく必要がありますね。

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参考

平成27年賃金構造基本統計調査 結果の概況

平成27年の賃金統計発表・女性労働者は正規・非正規ともに過去最高額に!
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この記事を書いた人


安部敏志

あべ社労士事務所代表・社会保険労務士

国家公務員I種職員として労働基準法・労働安全衛生法等の立案や企業への徹底的な指導に従事した経験を武器に、退職後は逆に会社を守る立場として経営者・人事担当者からの人事労務管理に関するご相談に対応。

最近は記事の執筆やセミナー講師の依頼にも積極的に対応。仕事内容がわかりにくいとよく言われるので、業務内容・実績を紹介するページを作成しました!

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