10人規模の会社に共通する人事労務管理のお悩みとは?

10人規模の会社の場合は、大半の場合、経営者の強烈なリーダーシップで会社をまとめています。

ただ、事業がうまくいけばいくほど、必要なのが戦力であり、注意しなければならないのが周りからの評判です。

今回は、当事務所にご相談のあった事案の中から、10人規模の会社に共通する人事労務管理のお悩みをご紹介します。

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1. 採用したいけどなかなか良い人が集まらない・・・

よくあるお悩み

事業も軌道に乗ってきたしやりがいのある仕事だと思うけど、知名度のない小さな企業だし、なかなか良い人を採用できない。。。

募集をかけてもIターン希望者でリタイア気分の人ばかり来るし。。。

募集を出す前の戦略策定が最重要!

安部からのご提案

採用は待っていても来ません。募集で給料を少しくらい高くしても良い人は来ません。

その一方で、10人規模の企業でも採用戦略を練り、攻めの姿勢で動くことで結果として応募が殺到した事例もあります。

以下の記事でご紹介しましたが、企業の規模は関係ありません。中小企業の中でも、「人材を確保できている企業」と「人材を確保できていない企業」の違いは統計としてはっきりと出ています。

あなたの会社が人材を確保できない理由は?4割の会社が知っている秘訣とは?
最近は人材不足と言われています。中小企業・小規模経営者にとって人材が確保できないというのは致命的です。それではみんな苦労しているのかというと、きちんと人材を確保できている中小企業は存在します。今回は人材を確保できている企業とできていない企業を明確に分けている特徴についてご紹介します。

今は世界的にも人材不足です。

採用は顧客獲得と同じようにしっかりと戦略を練る必要があります。多くの調査研究で、労働者は給料などの労働条件よりも、職場環境、働きがい・働きやすさを重視するという結果が出ています。

だからこそ募集の際には、御社がいかに魅力的な職場環境であり、社員を大事にする会社であるか、社員がイキイキと働き、お客様からも感謝される働きがいのある仕事であるかアピールする必要があります。

採用は募集を出す前の戦略策定が最も重要です。

優秀な人材からぜひ御社で働かせて欲しいと言われるような採用戦略をしっかりと練ることで、御社は他社との人材獲得競争に勝つことができます。

採用戦略を考える上で、以下の本はとても参考になるのでオススメです。

採用担当者の心得 中小企業でも優秀な人材を採用できる! (労新新書)
小石原 隆史
労働新聞社
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2. 小さい組織だし、コンプライアンスなんて無理・・・

よくあるお悩み

小さい組織だし、労働基準法なんて守っていたら仕事はできないよ。

それに10人規模の企業はたいてい法令遵守(コンプライアンス)なんて守ってないでしょ?

小さな組織こそ仕組みをつくるチャンス!

安部からのご提案

むしろ、人数が少ないときにこそ組織の骨格をつくっておくべきです。

人が増えれば増えるほど様々な考えを持った人が集まるため意見の集約は難しくなります。

共通の価値観を持ち、同じ目標に向かって挑戦しているメンバーしかいないからこそ、今の企業文化・組織風土を反映した経営理念を形にしておくことをオススメします。

また小さい組織だから法令遵守なんて無理とあなたが思っているように、周りの競合企業や優秀な人材も同じように思っています。

実際、以下の記事のとおり、8割の企業が法違反を犯していますし、社員数10名以上に就業規則の作成義務があるといっても多くの企業は作成していません。

84%の事業場は労働基準法に違反!実は簡単にできる3つの対策
厚生労働省・労働基準監督署による重点監督の結果、84%の事業場が労働基準法に違反していることがわかりました。今回は、簡単にできる3つの対策をご紹介します。

だからこそ、経営理念を反映した就業規則をつくり、法令を遵守する企業であることを大々的にアピールすることで、競合企業から一歩抜け出すことができます

まずは、人事労務管理の基本的な知識を以下の記事でまとめていますので、ここから学んでいきましょう。

経営に必須な労務管理の3要素を徹底解説!
経営を行う上で、なぜ人事労務管理が必須なのか、そもそも労務管理とは何なのか、労務管理の基本、社員・組織の力を大きく発揮するための3つの重要要素を解説します。
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10人規模の会社に共通する人事労務管理のお悩みとは?
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この記事を書いた人


安部敏志

あべ社労士事務所代表・社会保険労務士

国家公務員I種職員として労働基準法・労働安全衛生法等の立案や企業への徹底的な指導に従事した経験を武器に、退職後は逆に会社を守る立場として経営者・人事担当者からの人事労務管理に関するご相談に対応。

最近は記事の執筆やセミナー講師の依頼にも積極的に対応。仕事内容がわかりにくいとよく言われるので、業務内容・実績を紹介するページを作成しました!

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