労働基準監督署にうまく動いてもらうためのコツ・労働問題とは大人のけんかなのですよ

週刊ダイヤモンドが12月20日号で「労基署がやってくる!」という特集を行っていましたが、その拡大版として、覆面座談会が行われています。

参加者も30代から50代と幅広い年代の方が集まっており内容にも厚みがある印象です。

私自身、過去にこの職場で働いていたので、ここで語られている内容を見ると、昔を思い出します。

それほど、どの地域、どの労働基準監督署であっても繰り返されている内容ということでしょうね。

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労働問題=大人のけんか

座談会の内容を引用しますが、これは本当に多い相談です。

自分ではやりたくない、できない、代行してほしい、そんなスタンスの人は多くいます。

自分自身の権利を勝ち取るという意思は大事です。

実際に頑張っているからサポートも得られると思いませんか?

監督官が労働問題解決の代行をやってくれるという他人任せでは、自分が求める結果は得られません。だから、労働者に闘う意思があるならばサポートします。

ある若い労働者がさぼりのぬれぎぬを着せられて給料を払ってもらえないから助けてくれと相談に来たとき、使用者に誤解があるならもう一度自分で説明に行ってはどうかといろいろアドバイスしました。彼は最初こそ怖がっていましたが、自力で給料を受け取ることができました。

また、座談会の中では、法律は武器になるという発言もあります。

まさしくそのとおりです。

大人ですから可能な限り喧嘩は避けるべきですが、実際に喧嘩しなければならないときには、絶対に勝つことが必要です。

特に労働問題など人の感情が関係する場合、感情論を廃して法律を駆使するというのは重要です。

最後には「出るところに出るぞ!」というのが決め手になりますし。

私も、20代に同じような体験をしました。アルバイトをしていた運転代行会社で無断欠勤扱いされて給料をもらえず、即解雇された。専務の許可をもらって休んだのですが、彼が社長に言い忘れていたんです。

労基署の監督官に泣き付いたら、「捜査は何カ月もかかるかもしれないから、自分でやってみては」と。助言通りに労基署に相談したことにも触れた内容証明を送ったら、社長から電話がかかってきて「金払っちゃる。労基署にまで駆け込んで怖いやつだ」と白旗を揚げた。これが大人のけんかだと知りました。

法律は武器になる。そう思って私は法律家の道へ進み、行政書士になりました。自分で声を上げた上で労基署、労働組合、弁護士といった専門家に手伝ってもらうというのが本来のスタンスなんだと思います。

参考

労働基準監督官の職場もブラック化・我々だってつらいんです――ダンダリン原作者&現役監督官 覆面座談会

労働基準監督署にうまく動いてもらうためのコツ・労働問題とは大人のけんかなのですよ
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この記事を書いた人


安部敏志

あべ社労士事務所代表・社会保険労務士

国家公務員I種職員として労働基準法・労働安全衛生法等の立案や企業への徹底的な指導に従事した経験を武器に、退職後は逆に会社を守る立場として経営者・人事担当者からの人事労務管理に関するご相談に対応。

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