日本人はお金が大好きでハゲタカで不真面目?「投資家が「お金」よりも大切にしていること」は今年のベストバイ!

久しぶりに日本人の書いた本で、思わず書評を書きたくなった本に出会いました。

それが、藤野英人さんの本・「投資家が「お金」よりも大切にしていること」です。

以前から、読書は自分への最大の投資と考えており、気になった本は躊躇なく買うと決めています。ただ、最近は、日本人著者の本でタイトルに惹かれて購入すると、がっかりさせられるような内容のものが多くてうんざりしてました。

タイトルに惹き付けられている時点で、商売上手な出版社のカモにされているだけなのかもしれませんが。。。

「7つの習慣」や「金持ち父さん」などの海外の有名な本を引用しまくった焼き直しのような本が多く、酷いものになると、その有名本で用いられていた事例まで、出典元も記さずにそのまま使うような本もありましたし。これってもはや盗作では???

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本のタイトルは地味ですが

この投資家が「お金」よりも大切にしていることについては、第一章のタイトルを含め、記載されている内容はかなり強烈で、衝撃的な内容です。でもタイトルはかなり地味なんですよね(笑)

東京出張の際に、余った時間をつぶすつもりで入った本屋でたまたま見つけたのですが、読中、読了後、興奮さめやらぬ本というのは久しぶりでした。

何より、初版が2013年2月と既に一年以上たっていて、今回のタイミングがなければ出会えなかったかもしれないと思うと、やはり本の情報収集を怠ってはならないと痛感した次第です。

確かに日本人はお金が大好き!

さて、この記事のタイトル「日本人はお金が大好きでハゲタカで不真面目」というのは、この本の第一章のタイトルです。

詳しくはぜひ本を読んでいただき、展開される日本人の真実の姿を見てほしいところですが、一例をあげると、

日本人はお金が大好きな民族です。お金に対する汚いイメージは、お金が大好きなことの裏返しとも言えます。小声でお金の話をする人ほど、実はお金が好きで好きでたまらないのです。– p28より

なぜ、そんなことが言えるのでしょうか。著者はタンス預金のデータを使用して展開していきます。

お金が好きといっても、お金を使うのが好きというわけではありません。何かを消費するわけでも、株式などに投資するわけでもなく、現金や預金として、お金を自分の懐に貯め込むのが好きなのですから、「お金そのもの」が大好きなのです。– p31より

そしてお金の話をキーワードに、社会の様々な話に展開されていきます。私の業務にも関係するブラック企業問題も出てきます。

何も考えていない?

この本の中で「日本人はお金について何も考えていない」という言葉が出てきます。私はこの文章を読んだとき、「日本人は仕事についても何も考えていない」と付け加えてしまいました。

基本的に、日本人は何でも他人事なんですよね。

会社はけしからん、政治はけしからん、国はけしからん、要するに自分以外の何事もけしからん。

問題は山積みだ、だから誰か早く解決しなければ、これが典型的な日本人の考え方です。「自分たちでどうにかしよう!」、「自分たちで何かできないか?」ではなく、「誰か何かしてくれ!」、つまり誰かにやって欲しいんです。

仕事も同じです。汗水たらして一生懸命働いているのに、何も改善されない。上司が悪い、会社が悪いと、周りを巻き込んで酒を飲む。酔っぱらって、電車の駅員に暴力を振るったりする。

安直な結論ではなく読者に考えさせる内容

展開される構成や用いられるデータなど、思わずうなってしまう内容なのですが、私がこの本をとても気に入っているのは安直な結論がない部分です。結論めいたことは書いていますが、即効性のあるものではありません。でも、真実を率直に語っています。

日本人の書いた本で、こんなに興奮さめやらない本というのはとても久しぶりです。ぜひ読んでみてください。年末に出会った本ですが、今年のベストバイかもしれません!

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)
藤野 英人
講談社
売り上げランキング: 924
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この記事を書いた人


安部敏志

あべ社労士事務所代表・社会保険労務士

国家公務員I種職員として労働基準法・労働安全衛生法等の立案や企業への徹底的な指導に従事した経験を武器に、退職後は逆に会社を守る立場として経営者・人事担当者からの人事労務管理に関するご相談に対応。

最近は記事の執筆やセミナー講師の依頼にも積極的に対応。仕事内容がわかりにくいとよく言われるので、業務内容・実績を紹介するページを作成しました!

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